心霊現象、実例【動物霊】野狐の悲しみ。人間の欲望の果てに。


山野を無作為に開発した結果、実際に起きた心霊、超常現象です。大自然・野生動物・昆虫の
保護を願っております。


開発の名の下、緑豊かな森林を人が住みやすくする為に、無作為に木を切り、酷い時にはお山を
ご守護下さっております山神様に、一言の御断りも無く、他へ移動させる・祠を取り壊すなどが
実際に起きております。


山神様は遥か遠き良き時代より、自然や其処に住む動物を守り給い、木々を育て根をはり地域
一帯、全山を守り給う神様でございます。


山神様は自然や動物達だけでは無く、土砂崩れや洪水から、私たち人間界までを守護下さいます
御一神です。

ご奉神のおんお名前は「大山祇大神」様と申します。おおやますみおおかみ(振り仮名=神道全集より)


お話当時、大阪府大東市に住まいを。斜め前にAさん宅が。Aさんは御依頼者でもありました。

Aさんは娘が小さい時、面倒を見て下さった方です。Aさんご一家には本当に良くして頂きました。
ある日、奥さんが広島に住んでる義妹一家の事で話しを聞いてもらわれへんやろかと来られました。


Aさん談。


広島でお店をしている義妹夫婦が新築の家を購入した。2・3年間は何事も無ったのですが、その内に
仕事が行き詰まり、家のローンどころか、仕入先のお金も払えん状態になり、生活費も親戚に融通
して貰う日々を送るような状態に追い込まれて このままではどうしょうも無いと泣いているんです。


仕事を変えても借金が嵩張るばかり。一家心中し兼ねないの何とか助かる方法が無い物か。


義妹が言うには、以前から家の中で変な物音がしたり、奇妙な陰が部屋の中を横切ったり
変なことが続いていたと。


義妹は、時々霊が見える見たいで、もしかしたら何かあるんでと、気にしているんです。


義妹が義弟に此処何か変や可笑しい。何かあるんじぁ無いかと思うと話しても義弟は受け付けず

一貫して、お前なぁ何を馬鹿な事を言ってるんや。科学が発達しとんのに、そんな馬鹿見たいな事
あるはずが無い。


それに、お前は変な物が見えたと言うが、俺は見てないぞそんな事がこの家で
ある筈も無い。変な陰を見たと言うが、暗かったんで見間違ごうたんだと奥さんに言っていた。


そんな義弟が一人で留守番していたある日、カタカタと言う変な物音がした。


誰も居ないのに、何処から聞こえてくる音だろうと、各部屋を調べている内に、仏壇を置いてある
近くの部屋から、薄ねずみ色の形をした陰が、表の方へ・・・


それを見た義弟は、買い物から帰宅した奥さんに「おい、お前が言っていたあれ俺も見たぞ。
お前が言ってた事は本当だったわ、何が何だか分からへん内にどっかへ消えてしもうた。
商売 何やっても上手く行かないのも、今の事と関係があるかも知れない」と、言い出した。


お前、見てくれる人誰か知らんかと、義妹が、どうして良いのか解らず、苦労しているので見て
貰われんやろかと、話されるAさん。義妹さん宅の内容をお聞きして、

大変な状況になっているなと思いつつ、ちょっと待って、今から視てみるから其処に座ってと
Aさんに告げて霊視を行うと


大阪から広島県の義妹さん宅を遠隔霊視。


ぼやけた風景が徐々に形を作り、山の様な場所へと移動した。辺一帯、薄ねずみ色に覆われた重い
感じのする気と共に、ひな壇形式のような土地が視え、土地一面すすきに似た枯れ草がぼうぼうと
生えて居るのが視えた。


可笑しいな、こんな所に家が在るのかなと、Kさんに、義妹さん夫婦が家を買った所って山手なの
何だか枯れ草が凄く生えてるわと伝えると、そうなんよ。建売業者が、山を切り開いて雛壇形式の
建売住宅を建てたんよ。


その中の一軒を買って町から移ったんですが、あそこへ行ってから碌なことが無いと話した。
更に霊視を続けると、家はあちこち建っているのに、人が見えない気配さえ感じられない。


変やな此処人がおらへんなぁ?何で人が視えないんやろと、再度Aさんに視えた映像を伝えると
さっき言いかけたけど、あそこらの家を買った人が次々に出て行って、今は義妹の所と下の方に
少ししか残っていないんよ。ほんまに可笑しな所やわと。


それで人が視えなかったんわ、少し突っ込んで見ないと原因が掴めないから待っててと霊視を続けた。
すると枯れ草が一面に生えている土地、角近い一角から、義妹さん宅方向へ向かい何か飛び出して
行くのが視えた。


あれ今のは何だろう?正体を視ようと眼を凝らしてみると、実際に居ないはずの狐が飛ぶような
速さで、義妹家の方へ走り込んで行く姿が・・・


それを見た時、今迄起きていた現象「家の中の陰、物音」の正体の原因は大体解けた。


Aさんに「此処からは無理がある。このケースは現地へ行き査定して見ないと迂闊な事は言われへん。


それに土地のお祓いも必要になると思う。広島近辺で霊視・霊査が行なえる人を探して観てもらって
土地の持つ気が余り良くないから引越しした方が良いと伝えて下さいと義妹さん夫婦に話してねとAさんに。

どうしたら良いのか、一度義妹に話して見るわ困った困ったと言いながら、Aさんは帰られた。


暫くして、Aさんが義妹夫婦があちこちあたって見たけど霊視が出来る人が居なかった。済みませんが
出張して頂けませんかと、言って来たんやけど御願いできるかなぁと、義妹さん夫婦の伝言を持って来られた。


Aさんには娘がお世話になっているし何時も良くして頂いてるので、ご依頼お受けさせて頂き広島へ・・・


曲がりくねった道を登り、現地へ到着する前から、空気(気)が微妙に変わりはじめた。空気が変に重い。

まず家屋周辺の霊視と霊査を。家の横手、空地になっている一角が妙に気になる。自然とその場所へ眼が行く。


じっと視ていると、枯れ草が持ち上がった。その瞬間!大小の動物が走り出て、Aさん義妹の家の方角へ向い
ふっと姿が消えた。


大阪から霊視を行った際に眼に映つりし狐だった。人間の為に住処を追われた狐...


狐が消えた後を追い家の周辺を査定しながら回ると裏の物置近くに気配がある。地面に伏せるような姿で
うずくまる陰の様に見える一対の夫婦狐が・・・・・・開発時に棲家を追われた際、命を落としたのでしょう。


哀れを感じると共に自分でも訳の分けの分からない、言い様の無い怒りにも似た感情が危うく込み上げそうに
なった。


開発されるまでその場所で巣作りし、子育てを営んでいた動物達。狐も無作為の開発で住処を追われ犠牲に
なった一獣で、Kさんの義妹夫婦が体験した様々な現象は動物霊だった。


義妹さん夫婦の土地と家屋を清め、今は亡き狐の魂に呼びかけ、落着。


後日、義妹さんご家族は関西へ引っ越して来られました。広島の件でお礼に見えられ、新住まいの査定を頼みに
来られた際(あの時、先生、途中から裸足で駆け出したんで、倉庫の所にガラスの破片が散っていたので足の裏を
切らないかと冷や冷やしていました。)と。


第一章

@動物にも家族が有り、ある意味では人間よりも、家族制度の統制と絆の強さがございます。


森や野生動物、昆虫、雑草、大自然は、我々に取って欠く事が出来ない酸素を供給してくれています。
自然、野生の動物植物を観ていると知らない内にほっとしている事に気付きます。現在表現の癒しですね。


A山野、森、川、野原の中で息づいていた動物達、蝶、蛍やトンボ、あめんぼうは、今何処へ・・・

草、木々やどんな生き物(動物.昆虫達)にも生命が宿っています。共存共栄は無理なのか?


B現在の日本、子供達だけでは無く、自然を知らない大人も多いのです。大自然を通して、生命の大切さと
儚さ、命の重さを知って頂きたい。自分自身、第三者の命を尊び、誰の命も粗末にしない様、大切に。


自然破壊を食い止め,自然を次ぎの世代に手渡す為には、一体何処へ持ち込み訴えれば良いのか・・・
どう動けば大自然の恵みを次代に手渡す事が出来るのか?


現行の宅地法規制では、難しい面があり過ぎると思います。一人でも多くの方が立ち上がり、声を
大にして訴えなければ、自然破壊を食い止める事は困難だと思います。


肌で生命の息吹を感じられる様に自然を保護していく事。自然や動物たちとの共存共栄を模索しながら
諦めずに次代に子孫に残して行く努力を続けて行く。現在を生かさせて頂いている人間として大切な事では
無いでしょうか?


第二章


新幹線の駅から市内を通り抜ける最中、何気なく外を見ていた。すると町中の懺劇・・・


岸辺に近い辺りに黒こげになった、おびただしい折り重なる沢山の人影・・・原爆で亡くなられ騒ぎが治まるまで
ほって置かれた多くの皆様。


人間の醜い権力争いのはての結果とも言っても過言では無い懺状を眼の前にした時

戦争の犠牲者、罪無き被害者…一体誰が責任を取れるのか!危険なのは果たして動物か人間なのか?!


1:現在も世界各地で起きている戦争の悲惨さを各人が意識して持ち続け訴えて行かなければ、いくら時代が移り
変わり、科学が今以上に発達しても

世の中全体、人は安穏とした穏やかな日々を過ごさせて頂く事は、未来永劫困難なのでは無いでしょうか?


2:人間が引き起こす戦争と言う名の暴力にも等しい愚かな行為により、怪我、飢え等に依り、世界各地で今も
多くの方が苦しみ、命を落とされています。


一度失われた命は戻りません!


様々な欲望が渦巻く現世に於いて、物々交換で無い限り、金銭、物質などは必要でしょう。


現世。この世にて過分な物は要らず、心の清らかさと遠い良き時代から伝えられて来た伝統、古き良き物だけを
残し、次代に子孫に繋ぎ引き継ぐ事が大事では無いでしょうか。


終章  緑が無ければ、人は潤いを失いがちになり人心荒れ果てる結果にも繋がりかねません。
大自然の大いなる恵みを忘れる事無く感謝を!


大自然、野生動物、野草、昆虫たちを次代へ渡す為、手後れになる前に、各人が意識して環境破壊を
食い止める最善の努力を尽くす事が大切な事なのでは無いかと痛切に自然保存を願っております。


皆様のお考えは如何でしょうか?


我が命、他人の命を尊び大切に!今この一瞬の時間を大切に・・・生かさせて頂いてる今に感謝を。


戦争の犠牲になり、亡くなられた多くの皆さまのご冥福を心からお祈り申し上げます。(合掌)心は何時も一緒に…

【本当に起きた心霊現象へ】


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