ある交番で起きた心霊現象


このお話はHP管理者の白藤が1982年、大阪府警S警察署の正式なご依頼で、S警察管内の
交番で起きていた心霊現象を霊視で解明、霊差で確定、解決。キャリアの方の要請で該当
交番の設計をさせて頂いた実話です。


通常では信じられない事が何故起きるのか、見えない世界。心霊、超常現象の一環として
霊界からの声なき声に耳を傾けて下さり、霊魂不滅である事をご理解いただければ幸いです。


一般にPCが普及する前の1988年、娘(りちぁ)に、交番で起きた心霊現象の話を聞いたHP
更新者のF君が、「面白い。心霊のHPへ投稿しようよ。」と、心霊体験談を扱っている
サイトへ投稿したとの事。

当時、娘はインターネットの悪しき部分を知らない時でした。


私の母は長年、霊能者として多くの心霊現象を解決しています。その為、私も色々な
話を見聞きしてきました。


この話は、大阪のある警察署の交番で起きた本当の話です。この時、私は8歳でした。


母が広島の出張から帰宅した翌日、仕事でエネルギーを使い果たして高熱を出し寝込んでいた日
住民票調べに来られたK巡査部長さんに「熱があるから又にして欲しい」と言ったが中々帰らず
仕方が無く応対した母が

住民調査が終った後、熱が有ると言っているのに気遣いの無かったK巡査部長さんに母が
腹立ち紛れに、K巡査部長さんの都道府県と市・フルネームだけを聞いて、K巡査部長さん
家の風景と家の中の一部を霊視しました。


K巡査部長さん、一度目の霊視は不思議そうな顔はしたけれど「偶然だ」と言って、中々
信じなかったので、母が「実家は何処」と実家の県、市だけを聞いて、貴方のご実家はと
K巡査部長さんの実家の外見と近辺風景をこれこれ…と伝えたら


K巡査部長さん二度目も「偶然だ」と言ったので、母がK巡査部長さんに、お宅とあったの
今日初めてよね。偶然が2度もあるの。もう良いから今日は帰ってと言った。


ちょっときつく言いすぎたかなと思った母が、自転車で帰りかけるK巡査部長さんに
「良かったら休憩の時に遊びに来て、このバイクが停まってたら、私がいるよ」と言った。


休憩時間に何回か遊びに来られ親しくなったK巡査部長さん。ある日こんな話をされた
そうです。


「私の勤務する交番では、以前から異常な事が起っている」と話し出した。

詳しく聞いてみると、毎日の様に常識では考えられない現象、風も無いのに、雨戸がガタガタ鳴る。


最初は、風のせいか誰かのいたずらかと思っていたが、不審な事があまりに続くので雨戸を
開けて確認したが誰もいないし風も吹いていなかったので「どうしたのか?」と不思議に思った。


そのうち深夜勤務をしていた警官が休憩室で横になっていた時、二人同時に金縛りに遭ったり
しはじめた。


そんな事が繰り返し起きていたある日、書類の整理をしていた若い警官が、誰かがいる様な
異様な気配を感じて、ふっとテレビの方を見たら、消していたテレビの画面からもやのような
黒い人影が出てきたので、恐怖のあまり表に飛び出したり、


勤務中に休憩室の扉の向こう側に異様な気配を感じたので、覗き穴から中を見たら、黒い
人影が右から左に横切ったのを見て、目の錯覚か中に誰かいるのかと確かめに中に入ったら
異常な寒気を感じてぞっとした事などが長期に渡り続いたので


「恐くてもうここに勤務するのが嫌だ」と言う声が、多くの警官からあがった為、本署も
現場の声を無視できなくなり、この交番を廃止すると言う話も出始めた。


その話を聞いた母がその場で霊視して「今の色とは違うけど制服姿の警察官が視える。この人
亡くなっていると思う。」と、K巡査部長さんに話した所、

「何故そんな事がわかるんですか?」と問われたので


「交番所の前と言うか、右手に有る小さな石碑から彼が出入りしているのが視えるの」と言う
母に


K巡査部長さん「確かに巡査部長が交通事故で即死している」と答えが返ってきたが、母に
視えた制服姿の警官が死亡した場所と、K巡査部長さんが伝え聞いていた場所が違っていた為


母が「その事故の調書はどこに在るの」と聞いたら、本署の倉庫に在ると言う事がわかったので
母が「私の眼に映ったほうが正しいと思う。調べて返事を持ってきて」と言う事になり、K巡査
部長さんは帰って行かれたそうです。


K巡査部長さんが、本署で調べた結果「確かにおっしゃるとうりでした」と後日、警察から改めて
「視て下さい」と、母に正式な依頼がありました。数日後、母が問題の交番へ出張して霊査を。


自宅で霊視を執り行った際に視えた映像。勤務先の交番の所でトラックに跳ねられた警察官の方
即死した為、自分が死んだことが解らず、勤務しているつもりで出て来ていた事が分かったので

霊査結果と事故死された巡査部長さんに対して、今後しなければならない事を伝えると


「警察では合同慰霊祭が10月にあるので それで良いですか」と言う質問に、母がこのケースは
それでは駄目だと否定したら

更に「どうすれば良いか?」と言う質問に母が「条件を満たさないと本当の意味の霊供養」には
ならないとお断りをしました。


警察は、あるお寺さんに依頼されたそうですが、現象がおさまらず、母が出した条件を出来るだけ
満たすと言う事で後日5、6人の警察官が立会い、事故死された巡査部長さんの霊供養を行いました。


霊供養後、

警察のキャリアの方が家まで来られ「古くなった交番の建替えをしています。交番で起きていた
事は知っています。どう建てれば良いでしょうか」と、該当交番設計の相談に来られました。


その際、母が方位方角に基づき説明した結果、

普通の交番では、まず有り得ない建て方…入り口が通りに面せず横向きで、今でもその交番は
其処にあります。


白藤より



人は突然死に至った時、怨念を持っていなくても、自分が死んだと思わない方(霊)の場合、魂が
その場所に残ることもございます。


石碑。亡くなられた巡査部長さんは近隣の皆様から慕われていたそうです。ご冥福をと交番周辺の
皆さまがお金を出し合われて、巡査部長さんの石碑を建立されたとお聞きしました。


交通事故で亡くなられた巡査部長さんが着用されていた制服の色。目に映りし色をK巡査
部長さんに伝えた際「当時の制服の色です。」とK巡査部長さんが後日教えて下さいました。


お話当時、管内の古くなり過ぎた交番所の建て替えを順次行っていました。


数年後、所要で交番所前を通りかかった際、何気なく眼が交番に行きました。拙宅まで
来られた方、キャリア組みなのに、ご自分の立場も省みず、私と交した約束を守って
下さっていました。


言うは易く行い難し・・・口で言うことは簡単だが、それを実行することはむずかしい。


基本的に、警察官は科学で実証できない事(霊、心霊現象)等は認めてはならないとの事です。


縦社会の警察機構、霊や心霊現象を信じてはいけない公的機関です。キャリアの方が当方との
約束を実行された自体、異例中の異例だっと思います。


一個人である私との約束を実行くださったキャリヤの方のお人柄が偲ばれます。公人また
個人としての生き様がそこはかと無くにじみ出ております。


過去現在、心無い一部の警察官や警察署の不祥事に依り、警察官、全国の警察署全体が
信用を貶め悪い印象を与えておりますが、同じ警察署・警察官でも住民の安全を第一に
考え行動されている良い警察官も多く居られます。


警察官を目指した「志」を失わず、職務に励まれておられる皆さまの地道な働きに依り
年々凶悪化を辿行く様々な犯罪から、私たちは安全な生活を送らせて頂いているとの
事実も認めなければならないと思います。


我が身を省みず身を挺し守って下さり、職務に誇りを持たれ、仕事に忠実に励まれて
おられる警察官の方も、数多くいらっしゃる事を最後に付け加えさせて頂きます。


平成21年3月、追加

2009年1月27日ある方と、N観音様へお参りしました。その道中にお話の交番があります。


バイクが止まっていましたので交番に立ち寄り、当日勤務されていた警邏係の方と当時
勤務されていた警邏2係の皆様の懐かしいお名前が記載されている日報を見ながらお話を
交わしました。日報は確認でした。


石碑は当時より小さくなり、石碑に刻まれていた【建立者名とT巡査部長さん】のお名前が
【交通安全】に変わっていました。


懐かしくも有り、時代の移り変わりを感じた日でもありました。T巡査部長さんの霊位に合掌。


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